[1999.07.15]
  林檎の甘い訳


 ▼Appleの第3四半期利益はアナリストの予想の2倍,2億300万ドルに(MacWIRE)
  http://www.zdnet.co.jp/macwire/9907/15/n_stock.html


 林檎の甘い話が多くなってきた。その甘さは利用者にも利益が大きい。だが,その甘さの中にわずかな苦味がいつも入り込んでいるのが常。ちょっと手を抜いて酸っぱい林檎に逆戻りするのは簡単なんだから,気をつけなくっちゃいけない。

 米アップル社は7月14日,第3四半期の業績を発表し,当期利益を前年同期の2倍近い2億300万ドルとした。この利益の中にはアーム・ホールディング・PLC売却によるものが含まれているが,それを差し引いても1億1,400万ドルで,アナリストの予想を上回っており,ここ3年間で最高の数字。アップル社によれば,iMacの売り上げが好調で前年比40%増の販売台数になっていることが大きな要因になっているとのこと。

 これでアップル社は7期連続の四半期黒字。順調に上向いている。経営が上向けば,新しい製品の登場や価格にアドバンテージが得られたり,すべてにおいてよい方向へと転がっていく。あとは間違った選択をしなければ…である。来週に迫ったマックワールドエキスポ/ニューヨークではどのような発表が行われるのか。ノート型iMacが大きく噂されて,株価を釣り上げている。実際にiMacは50万台近い出荷がされており,そのノート型というのは期待と羨望を集めてやまない。

 だが,ひょんなところから買収の噂が上がってしまうのもまたアップルだったりする(^_^ゞ。なぜアップルはパソコンのシェアでキーとなるビジネス用途のパソコンを出荷しないのか。アップルジャパンは,なぜExpoでの発表を待たずにスマートローンを開始したのか。なぜアップルは好調を取り戻した今となっては厳しすぎる生産管理を続けるのか(または,なぜ生産サイクルをアップしないのか,できないのか)。なんにしても,甘い謎が多い会社である(^_^)。


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